Q.このコースを卒業したら、資格がもらえるのですか?何の資格になりますか?
A.最終日が検定試験となっており(筆記 および実技検定)、合格されれば「国際アロマ・フィトテラピー協会」認定の「アロマテラピスト」の資格が与えられます。
他の人にアロマテラピーの施術を行うことが出来る資格となります。
ただし、ご存知かもしれませんが、現在の日本では、アロマテラピーの認定は「民間資格」で、「鍼灸師・マッサージ師」のような国家資格ではなく、様々な民間の協会や団体が、独自に資格を発行している状況です。
(有名なところでは、日本アロマテラピー協会(AAJ・最近「日本アロマ環境協会・AEAJ」に変わりました)や、アロマコーディネーター協会(JAA)、ナード協会(NARD)などがあります。)
それで当学院でも、他の協会と同様に、協会からのアロマテラピストの認定証を発行しています。
Q.他のスクールの認定とどう違いますか?
A.各団体により、資格の設定が異なるので、簡単に比較することはできませんが、たとえばAEAJ(日本アロマ環境協会)の一級、アドバイザーレベルの内容は、こちらのコースでは最初の数回でクリアします。そのうえで、一般的にはインストラクター資格に入る、精油の成分や薬理についても学びます。さらにAEAJインストラクターコースでは、トリートメント実技がありませんが、当コースでは、ひととおりの実技も学ぶことができます。一般的に、アロマテラピストまでなろうと思うと、かなりの高い料金が必要になってしまいますが、こちらのコースのメリットは「短期間で、少ない経費で」必要な知識と技術をひととおり学んでいただけるということです。
Q.IAPA(国際アロマ・フィトテラピー協会)とはどんな協会なのですか?
A.日本でよく知られているのは、AEAJ(アロマ環境協会)、JAA(コーディネーター協会)、ナード協会などがあります。
IAPAは様々な協会の出身者からの声(現状では多くの場合実技は学べても成分については詳しく学べない、または成分は詳しくても実技はないなど)に答えて両方とも学べないだろうか?さらにはもっと深く踏み込んだアロマの情報が欲しい・・・という要望にお答えする形でスタートした研究・教育団体です(2001年設立)。これまでフランス式の、メディカルなアロマの使用法について教育をおこなってきましたが、最近ではそれにとどまらず、より健康になるためのアロマテラピーや、経絡、ハーブ、アーユルヴェーダなどとアロマの融合など、さらに研究範囲を広げています。フィトテラピーとは「植物療法」という意味です。植物の恵みを健康に生かすもので、ハーブや漢方、そしてアロマもこれに含まれます。
Q.IAPAの認定証は、国際ライセンスですか?
A.IAPAは日本にある協会です。
国によって、マッサージなどの資格に関する法律が違うので、厳密には、本当の意味での「国際ライセンス」というものは存在しません。
有名かどうかの違いはあるでしょうが、実際には各国のアロマテラピーの協会や団体が独自に発行しているものです。
IAPAの名称に「国際」とあるのは、当協会ではフランス・イギリス・アメリカなど各地のアロマテラピー、また東洋医学の経絡、アジアのアーユルヴェーダなど、世界各地の様々なセラピーや情報を積極的に取り入れていることに由来しています。
最新のアロマテラピーの情報を学ぶことが出来ますので、しっかり学んだことを生かされれば、世界でも通用するアロマテラピストを目指すことができるでしょう。
Q.授業を休んだ場合はどうなりますか?
A.まず、できるだけお休みをされないようにお願いしています。
本来なら半年くらいかけて学ぶ内容を2〜3ヶ月に凝縮していますので、一日一日の授業内容がとても濃く、一回休まれるとかなり大きな穴があいてしまいます。病気など、どうしても仕方ない状況の場合は、他の日に短く補習をさせていただく場合もありますのでご安心ください。ただし4回以上お休みされて、補習も出来なかった場合は、卒業資格が得られませんので、次のクラスに編入していただくなどの対応となります。
Q.卒業試験に受からなかったらどうなりますか?
A.追試となります。(新たに一からコースを受けなおしていただく必要はありません。)
Q.認定をもらったら、就職できますか?
A.当校では就職斡旋は可能な限り行い求人の情報が入ったときには卒業生に随時お知らせしています。
基本的にお仕事になるかどうかは、その方の能力次第というところが大きいです。
自宅の一室をサロンにしたり、出張形式で活動している方もおられます。その場合、まずは友人知人から始めて、徐々にお客様を増やしている方が多いです。授業の中では開業案内があり、卒業後も開業などのご相談に応じております。
Q.スクールでは、精油はどこのものを使っていますか?
A.当スクールでは、ケモタイプといって成分がはっきり見分けられるものを使用するのが前提です。品質も考慮し、用いられるのはヤング社、プラナロム社がほとんどです。特に「ヤングリヴィング」社のものが他社と比較にならないほど品質がよいため、こちらをメインで使用しています。
ヤングリビング社はアメリカの会社ですが、精油を取る前のハーブの育て方から大変こだわって作っており、また蒸留方法も重視しているので、成分の点でもエネルギーの点でもとてもすぐれた精油になっています。